名古屋で朝呑み#4_酒津屋

名古屋のおすすめ呑み屋

昭和の時間を感じるお店、酒津屋

こんにちは、にーやんです。

名古屋で「朝」から呑みたい。しかもちょっとディープなところで。

そんなあなたに、栄駅の酒津屋をご紹介します。

名古屋駅からは地下鉄東山線で2駅離れています。

5分くらいで着きます。

朝呑みに限らず、栄で用事があったなら、勇気を出して暖簾をくぐってみてください。

フレンドリーというより、ほったらかし酒場を味わえます。

栄地下の迷宮にようこそ

県外から、初めて栄地下に来たら、迷います。

名古屋駅もたいがいですが、こちらも分かりにくい。

↓地下街マップ

https://www.chikashin.com/town/img/floor_map_sakae.png?ccv20190521

酒津屋は2店舗あって、南一番街の15番と南二番外の5番。

一番街の方が中店、二番街の方は東店です。

今回は中店の方へ。

酒津屋中店の概要

場所:名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

キャパシティ:約40人

営業時間:7:00~24:00

喫煙;可

支払:カード、ICなど可……らしいのですが、私が行った日はダメでした

定休日:なし

1896年創業の酒屋さんが運営しています。栄にお店ができたのは1965年のようです。

酒津屋の営業開始時刻は、朝の7:00

名古屋で「朝呑み」できるお店はなかなか少ないです。

14時くらいにそっと入って、入り口真横の席をゲット。

全体を見渡せる位置はちょっと安心します。

目の前には壁があるけど。

店員さんは最初にお水を持ってきてくれるだけ。

積極的には、オーダーを取りに来てくれません。

大声でお願いするか、前まで歩いて行って注文します。

カオスですが、郷に入りては郷に従え。

私が注文したメニュー

とりあえず、サッポロのビン(大)を注文。

外の暑さをリセットします。

グラス2杯ほど飲んだところで、また声を張って注文します。

「マグロの刺身」「激辛ソーセージ」を注文。

マグロの刺身は、ココの名物らしいです。

うん、確かにおいしい。あと安い。

ソーセージは、キャベツの千切りも含めて量がけっこうあります。

ピリッとくる味も相まって、ビールのアテには最適。

激辛ではないかな。

大ビンなので、もう一品要るかも、と思っていたけど十分。

先にマグロをおいしくいただく。

ふと、頭を上げて周りを見渡した。

先ほど来店した、もう80歳も後半と思しきおじいさんは、わざわざ奥から歩いて出て来て、力強く「日本酒」と一言。

ゆっくり席に戻る。

またゆっくり出て来て、「チャンネル変えて、中日」。

角のテレビが野球を映しだす。

ヤクルト戦、周りのおっちゃんたちは見ていたり見ていなかったり。

左の女性二人客は、なぜこの店に?

団体客はテンションが高い。

奥で新聞を読んでいるサラリーマン風の人は、ゆっくりと呑んでいる。

目の前のおじさんは、枝豆だけをつまみに日本酒2合を愉しんでいる。

昭和をそのまま連れてきたような空間で、しばしソーセージを肴にビールを傾ける。

店員さんは、ガチャガチャと大きな音を立てながら、瓶を片づけつつ、おしゃべり。

これぐらい気にしてもらわないのも逆に気を遣わなくていい。

ソーセージがあとふた切れ。

ビンは空いて、コップに1杯。

女性二人組が立ち上がって会計に向かう。

このタイミングかな、と思い、最後のソーセージとビールを煽る。

二人が会計を済ませたと同時に、「ごちそうさまでした」。

今日はICカードが使えない日らしい。

現金で払う。

このお店には、これがぴったり。

下を向いたまま、「ありがとうございましたー」。

うん、これでいい。

「どうもー」と言って店を出た。

二千円を払って、五百円玉が右手に。

まだ、三時になっていない。

次はどこに行こうかと思いながら、 五百 円玉をポケットに放り込んで、東山線に乗り込んだ。

そんなこんなで、昭和感を出してみました。

食べ物メニュー

マグロ刺身:430円

激辛ソーセージ:430円

牛すじどて煮:480円

えびカツ:540円

ポテトサラダ:370円

などなど

酒津屋食べ物メニュー

呑み物メニュー

生ビール(多分サッポロ)中:410円

ビンビール(大:サッポロ):550円

ビンビール(大:ヱビス):650円

日本酒(小):290円

日本酒(大):530円

などなど

酒津屋飲み物メニュー

呑兵衛初心者でも、入って問題ないお店。

ただし注文は強い意志をもって。です。

では、またねー。

※お酒は適量を守って、楽しく呑みましょう。

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