名古屋駅から電車で20分。染物と町並みが見ごたえあり
こんにちは。にーやんです。
愛知の観光として、有松は好きな場所なので、ご紹介。
とにかく有松絞りは良い!
名古屋駅から名古屋鉄道(名鉄)の名古屋本線・豊川稲荷行き(急行)に乗れば乗り換えなしで行けます。
20分くらいで有松駅に着きます(料金は350円:2019年7月時点)。
駅は2階建てになっているので、南側(イオンと反対側)に降ります。
降りた先、1本南の道が有名。
古い町並みは美しい日本建築で、写真を撮っても楽しめます。
その建物がお店になっていて、中に入って製品を見たり買ったりできます。
見た目が格式高いので、店に入るのがためらわれますが、お店の人も慣れているので、大丈夫です。
海外の観光客の方も多いので、丁寧に対応してもらえます。
歴史は江戸時代からだそうで、葛飾北斎や歌川広重の絵にも描かれているそうな。
昔は、着物が主体で、その端切れを手ぬぐいとかにして販売していたのだと思いますが、最近は着物を着る人も減って、手拭いやハンカチ、ハンドタオルなどが売れ筋みたい。
思いがけず、有松絞りにはまる。
有松絞りは、「くくり」と呼ばれる精密な絞り技術によって、濃紺色を生かしたデザインが特徴。
私も一目見て大好きになりました。
と言っても着物はまだ似合わないし、金額も手が出ません。
ので、1,000円の手拭いと2,000円のハンカチを購入。
これが思いのほか良かった!汗かきなので、通勤の際に使っています。
けっこう吸ってくれますし、デザインは味があります。
余談ですが、手拭いの端っこが縫われていないのは、昔はこれを割いて包帯のように使ったりしたんだそうです。今はあんまりそういう使い方はしないでしょうね。
ほつれてしまうのが気になりますが、はさみで切って使ってます。
また、デザインは多種多様で、色々と見て回る(写真撮る)だけで楽しいです。
食事処は少ないので、注意。
道は端から端までで、おおよそ1km、歩いて10分程度。
そこまで広くない範囲です。
食事を提供するお店もありますが、多くはないです。
混んでいるときは、線路向こうのイオンを活用すると便利(お手洗いとかも)。
私は、「mado cafe」さんでいただきました。
中は和室になっているし、健康的でおいしいご飯をいただけます。
着物は本当にすごい
さて、お昼も食べてお腹が膨れたら、着物の反物を見てください。
いきなり買わされたりはしないと思いますので。
お金があって、着物に興味のある方は、ぜひ有松絞りの着物・浴衣もご検討ください。
大きい布で見るとやっぱりすてきでカッコいいです。
最近だと思いますが、皮に有松絞りの処理をして製品化しているお店もあります。
財布とかかっこ良い(写真は撮れなかった)。
6月上旬の有松絞り祭りはチャンス
毎年6月上旬(第1週の土日)に開催される有松絞り祭では、普段見られないような着物を見ることができたり、外に製品を展示したり、体験もできます。
「くくり」をしているところを見ることもできます。
という感じで、眺めてよし、使ってよしの有松絞を見に行ってもらえるとうれしいです。
ハンカチとかは、お土産にもかさばらないし軽いのが良いところ。
国内外旅行のお土産として便利だし、喜ばれると思います。
注意としては、染物なので最初は色が出ることがあります。
念のため、最初に絞りの製品だけで洗って、干してから使ってください。
一緒に洗濯すると別の薄い色の服に紺色が着いてしまうことがあります。
個人的には、有松絞りのおかげ(せい)で手ぬぐい収集が趣味の1つとなり、旅行・登山のたびに増えていくことが目下の悩みです。
私の着物はいつ買ってもらえるのかな?かな?
え!?
そんなこんなで、愛知のおすすめ観光地、1ヶ所目は「有松」でした。
ではまたねー。