待ちに待った梅雨明け
2019年8月初旬。
長く続いた寒い梅雨が明け、ようやく週末にキャンプに行けそう。
岐阜県恵那市の「根の上高原保古(ほこ)の湖キャンプ場」を予約しました。
国民宿舎:恵那山荘のキャンプ場という位置づけみたいです。
前々日時点の天気予報:晴れ
前日時点の天気予報:雷雨
何でや!
な、なんででしょう……?
最後までキャンセルするかどうか迷ったけれど。
最悪、恵那市ドライブと言うことで、とりあえず荷物を積んで出発することに。
予約は、Webサイトからできます。
が、お返事は数日かかることもあります。
電話が嫌いじゃなければ、電話で予約する方が早いかも。
TEL:0573-65-3595 電話受付時間9:00~19:00
キャンセルは電話で受け付けです。
キャンセル料金(個人客)
7日前~前日:2,000円
当日:3,000円
不泊:100%
ちょっとシビアなので、天気は要チェック。
名古屋からは、車で90分くらい。
今回は天候が分からないので、肉を焼いたりせず、そのままでも食べられる食材を仕入れました(もちろん呑み物も)。
中央道に乗って、恵那ICで高速を降ります。
注意:中津川ICまでいけるのですが、こっち側からだと道が細いらしいです。
公式サイトでも恵那ICで降りることを推奨しています。
ここから、407号線に乗って、南東へ。
413号線:東中津川線に入ったら、急に山道。
どんどん上っていきます。結構急。
高速降りて、30分もかからないうちに到着します。
だいぶん涼しい。
後で確認したら、下界の気温37℃、高原の気温25℃くらいでした。
暑がりなので、最高!
受付はこちら
オートサイトは4,320円。
チェックイン・アウト→13:00~11:00
恵那山荘のお風呂)大人:400円/1名 小学生:300円/1名 幼児:200円/1名
直火OK。
ペット同伴OK。
21:00以降の車移動はNG。
22:00以降の騒音NG。
ゴミは持ち帰り。
レンタルも色々できます。
ポイントとしては、JAF会員になっていると、薪1束540円が無料になります!
これはお得!
ジャフ会員の方は、絶対使いましょう。
アクティビティとして、ボートやノルディックウォーキング、グラウンドゴルフなどもできるようです。
で、受付で申し込みをしたら、A~Dのサイトはいったん来た道を少し南に戻って、細い道沿いに入っていきます(C-15.16は除く)。
↓公式サイトのマップです。
https://enasansou.net/img/camp/i_map.jpg
A:子どもがいる家族連れキャンパーに人気
B:子ども会、団体向け
C:ファミリー向けサイト
D:エキスパートキャンパー、ソロキャンパーにも人気
だそうです。
C-15.16のサイトは、湖でボート遊びする人専用?
受付北の道をずっと進んだ先にあります。
カヌーなどを接岸する場所もあります。
ただし、2サイト分を予約する必要があるみたいです。
つまり、2ヶ所あるけど、1組しか使えない。ってことみたいです。
予約の際は、要確認ください。
お手洗いは、受付向かいの屋外トイレが一番きれいです。
1・2・3・4・5
(キャンプ場としては)超きれい→許せない
だと、2かな。
なお、ここから徒歩5分の国民宿舎は屋内なので、1。
→お風呂のときだけ使えます。
その他のキャンプサイト周りのトイレは、4……です。
で、道を入っていくと、割と細いです。
これは大きい車だとすれ違えない。
一度入ったら、翌朝までは出られないと思ったほうが良いです。
今回はA-1にしました。
林間です。
向かいが大きな炊事場になってました。
天気のせいか、両隣は空き。
メリットは、A-2横の抜け道を登ると1分で受付に出られること。
これは非常に大きなメリットです。
あとあと効いてきます。
13:30
はい、さっそくテントを設置します。
ここで!今回の新設備。
タープ!
買ってしまいました(なーやんが)。
8,000円。
わが家で最も高いアイテムです。
……えーっとどうやったら自立すんのこれ?
YouTubeで確認。
あ、Soft Bankは電波ありますが、docomoはしょんぼりなのでご注意。
動画はほぼ見られないと思った方が良いかと。
とりあえず、テンションをかければいいことが分かりました。
タープ両端の2本の紐をペグで固定します。
ここで、ポイントは紐とペグのつなぎ方。
紐の先端を伸ばして輪っかを作ります。
この輪っかを広げて、ペグに通します。
で、タープにつながっている紐を引っ張りながら、先端部分を持って引っ張った分だけタープ側にスライドさせます。
するときれいにテンションがかかります。
少し強めにテンションかけてもOK。
で、両方の紐とペグを繋いだら、片方の支柱をゆっくり持ち上げます。
で、支柱の下を垂直よりちょっと内側にずらす。
で、ちゃんとテンションがかかっていると、自立します。
テンションが足りないようなら、一度戻してかけ直し。
支柱が自立していても、まだ紐が緩いので締めます。
先ほどと同様、タープ側の紐を引っ張りながら、先端をタープ側へスライドさせます。
かなり強くテンションかかります。
で、次は逆の支柱を同様の手順で立ち上げます。
写真のように、真ん中がたるまないように(笑)、支柱の位置を調整。
これに合わせて、紐のテンションを調整。
2本の支柱と、4本の紐がテンションかかっていることを確認。
ここまでできたら、ほぼOKです。
で、残りの4本の紐もペグを刺して、同様に引っ張って完成。
なんだかんだ、けっこう疲れた。
1時間くらいかかってしまったかも。
次回はもう少し早くできるはず。
秘密兵器 KOIZUMIの卓上扇風機 KLF-1395
暑さに弱いので、USBタイプの小型扇風機を購入。
3,000円くらいしましたが、割と満足。
風量も4段階調整でき、4はかなり強い。
電源はUSBです。コンセントは同梱されてないので、別途準備を。
大容量バッテリーと組み合わせたら、2日は余裕で持ちます。
ずっとつけていても問題なし。
普段は、キッチンの自分の席の後ろにおいて毎日使ってます。
結構おすすめ。
注意点
ペグには、大まかに分けて、「プラスチック」「アルミ」「鉄」の種類があります。
芝生や柔らかい地面には、プラスチックのペグで十分ですが、固い土地だと、刺さらないことがあります。
また、風でタープやテントがあおられると、軽いペグだと抜けてしまうということにもなりかねません。
一方で、アルミや鉄のペグは、打ち込むときにハンマーが必要です。
そして、抜くときにもペグ抜きが必要。
キャンプ場や用途によって使い分けてください。
石でペグ打ちした初心者が良く言うー
失敗する人を減らそうの会を応援しています
次は、テント
2回目なので、あっという間。
第1回は、「三河高原キャンプ村は、バーベキューも釣りもできます。オートサイトがおすすめ。」をご参照ください。
参照するほどのことはないですけど。
ただし、雨の予報なのでタープの下にテントを張りました。
今回は、5月に比べて毛布無し。
これが、あんなことになるなんて……。
この時は思ってもいなかったのです。。。
15:00
1時間半でタープとテント完成。
いったん休憩。
というわけで、保冷剤代わりに入れていた冷凍枝豆(まだ凍ってる)を取り出します。
当然、ビールも取り出します。
だいぶん早いですが、スタートです。
お皿は、100均です。
16:00
蚊取り線香を付けて、読書。
ついでに、JAF会員のため、無料でゲットした薪に火をつけます。
薪は火がつきにくいので、チャッカマンだけでは、燃え上がりにくいです。
→たぶん無理。
なので、いつも使っているヤシガラ着火剤「LOGOS エコココロゴス(ミニ)」を使用。
一番下に、備長炭を井桁型(#)に置いて、その上にヤシ殻着火剤を置きます。
周りのレンガはある程度スキマが空くように積んで、着火します。
火がついたら、着火剤を囲むように薪を並べます。
この日は風があったので、あっという間に薪まで火が付きました。
薪の良いところは、火が良く立ち上ること。
見ているだけで飽きません。
パチパチと少し爆ぜながら燃えるので、ちょっと離れて薪をくべます。
薪の悪いところは、煤がつくこと。
コンロとか、あっという間に真っ黒になります。
あと、燃えガラが結構残ります。
炭などのように灰にならず、残ってしまいます。
ので、ゴミとして出ます。
燃焼時間が短いことは、メリットのようなデメリットのような。
体感、1本あたり15~20分で燃えてしまうので、継続的に薪をくべる必要があります。
逆を言えば、薪を燃やす楽しみがあります。
1時間で3本必要ですから、17:00~24:00まで使ったとして、21本くらいは必要だと思います。
→ちょうど1束分くらいかな?
と、薪を燃やして遊んでいたら、18時が近づいてきました。
お風呂に行きます。
キャンプ場の受付から徒歩2分の所に国民宿舎:恵那山荘があります。
受付で先に400円/1人払っておけば、すぐ入れます。
オレンジ色の引き換え札(ホテルのクロークでもらう番号札みたいなの)です。
A-1のサイトからは、抜け道を通って3分で着きます。
便利!
注意はお風呂に入れる時間。
恵那山荘に宿泊している人もいるので、その調整でしょう。
9:00~11:00、14:00~16:00、18:00~20:00です。
後ろの時間は「終了時間」ですので、20:00に入ることはできません。
タオルはありませんので、自分で持っていく必要があります。
広さは、10人入ったら、限界な感じ。
できるだけ早めの方が良いです。
あまり期待していなかったのですが(失礼な)、とても良かったです!
温度も自分好みのちょっと低め。
もっと長く入っていたかったくらい。
設営の汗を流すことができました。
なお、1階に自販機とお土産が少量売っています。
ビールとおつまみを追加可能です。
心配していた天気ですが、何とか持ってくれていました……。
が、恵那山荘からテントに戻る直前、強めに降り出してしまいました。
あー……。
とはいえ、別のサイトだったら大変なところ。
3分で戻れてラッキー。
19:00
雨ー。と思っていましたが、15分くらいするとやんでくれました!
日ごろの行いが良かったのかしらん。
夕食は、火を使わないもので 温めずにおいしいカレーは便利
というわけで、暗くなってきた中、夕食です。
天気が予想通り悪かったので、火は使わない食料。
というか、クルミパンとレトルトカレーと枝豆。
なんですが、このレトルトカレーが当たりでした!
ハウスさんの温めずにおいしい!夏のカレー(キーマカレー)。
これ、期待値が低かったのもあると思いますが、十二分においしかったです。
ごめんなさい。
ほんとに、温めずにトレーに移して、パンにつけて食べるだけ。
外で食べる効果もあると思いますけれど。
そして、クリームチーズ。
これもおいしかった。
ちょっとお高めクルミパンが、高級おつまみに変わります
ビール進む!
野菜が無いんですけど、まぁ枝豆が緑色だし是非もないよね。
ということで、カレーとチーズとクルミパンが夕食(おつまみ)でした。
全然、火を使わなかった。。。
あと、冷凍枝豆は、クーラーボックスの氷代わりになりながらもおいしいおつまみになるので、超おすすめです。
とはいえ、備長炭はやっぱり強い。
短時間の雨では消えなかったようで、再度薪をくべてうちわで扇ぐと炎が復活。
夕食後は、まったり呑みながら、キャンプファイヤーです。
しかして、また私は眠くなってしまい。
テントイン。
そして、深夜2時。
夜めっちゃ寒い。8月なのに寒い
「えっ……なにこれ寒い」
「めっちゃ寒い!!」
多分、夜は10℃台まで下がっていたと思います。
寒くて目が覚めたのは久しぶりでした。
毛布と服装は気を付けてください。
あと、トイレに行ったときに、蛍がいました。
1匹だけでしたが。
え、この時期にまだ蛍いるの?人魂じゃないよね?
とちょっと目が覚めました。
火を使うのは悪い文明?
なんだかんだ5時に目が覚めてしまいました。
雨も降っていないので、火をつけます。
といっても、朝は片付の時間もあるので、やっぱりヤシガラ着火剤「エコココロゴス」(噛みそう)で。
着火剤と昨晩燃え残っていた薪を組み合わせます。
適当なレンガがあったので、うまく組み立てて火との距離を調整。
まずは、スープ用にコンロで湯を沸かします。
で、余った場所でレーズンパンを焼きます。
なんだかんだ、着火から40分くらいかかっていまいましたが、無事に朝食完成。
もう少しキャンプに慣れたら、手の込んだ料理にも挑戦してみたい。
はい、7:30には朝食も完了。
まったり、残りの薪を燃やしていきます。
ようやく、日も差してきたので、片付けです。
夜露は少なかったのですが、やっぱり雨の影響でタープは濡れていました。
タオルである程度ふき取って片付けます。
→家に帰ってから干しました。
炭も完全鎮火してから、持って帰ります。
9:00には、完全片付け
撤収です。
山の上は涼しかったのに、地上に戻ってきたら暑くてクーラーなしでは無理。
改めて、高原ってすごいなぁと思わされたのでした。
費用:合計約10,500円
高速代:2,000円
オートサイト代:4,320円
入場料:なかったと思う。。。
恵那山荘のお風呂:400円×2
食べ物:2,000円
呑み物:1,500円
燃料:0円(前回の残り)
薪:0円(JAF会員特典)
そんなこんなで、夏も涼しく楽しめる「根の上高原保古の湖キャンプ場」でした!
夜は寒いくらいなので、気を付けてください。
では、またねー。