フィンランド4日目_わんこ天国(犬ぞり体験)

国内・海外旅行

いよいよ4日目の朝。

いつもの朝ごはんじゃ、つまらないということで、挑戦。

うーん、そそらない色(笑)。

これぞいわゆる、オートミール。思ったより黒いのは黒麦だから?

麦のおかゆ。ベリーソース掛け。

一口ぱくり。……。

これは、はっきり言ってまずい。

米のおかゆに慣れている日本人のほとんどが驚く味です。

厳しい環境で、腹もちも良いため朝食に最適だとか。

心を無にして、流し込みます。

チャレンジ失敗。

まぁ、何でも挑戦・経験してみないと分かりませんからね。

皆さんも一度は、「少量」試してみてください。

ラップランドサファリは、着替えた服とかを置くところがない

いよいよ時間になったので、ラップランドサファリへ向かいます。

徒歩15分。

お店の前にはスノーモービル部隊。

中に入って、申し込みと照会。

で、説明を受けます。

どうやら同じ服などに着替えないといけないみたい。

  • ウェア
  • 分厚いくつした
  • スノーブーツ
  • 帽子

荷物を預けるところがほぼありません。

貴重品は身に着けたままにしましょう。

私物のスノーブーツなども、鍵の無いロッカーへ。

フィンランド……信じていいのか。

ここで無くなったら、足が凍る。

という思いもありましたが、どうしようもないのでそのままに。

貴重品以外の荷物は、ちょっと奥の方に隠しておきました。

余計なものは持ってこない方が良いですね。

で、準備されたウェアなどは、さすがの機能でめっちゃあったかい。

代わりに、すっごい着にくい。

そしてみんな丸々とした団子体型になる。

ということで、バスに乗って出発。

周りは、犬ぞり体験に申し込んだ海外の人ばかり。

欧米系の人が多かったかな。

ガイドさんが、道すがらいろんな話をしてくれます(英語)。

で、1時間くらいで、こんどこそ犬牧場に着。

ワンワンと鳴き声が聞こえてきます。

入る前に、犬ぞりの操作説明を受けます。

犬ぞり操作の説明は超適当!

そりは二人乗りだぜ!

一人は前に座って乗る!

もう一人は、そりの後部に立って乗る!

後ろの人がブレーキ係だ!

スピードを落としたけりゃ、ブレーキを踏め!

止まるときは、全体重かけろ!

俺が先頭のそりで合図する!

すろーりーすろーりーって、腕を横にしたら、ゆっくりだ!

ごー!ごー!って、腕を縦に振ったら、ブレーキ外せ!

以上だ!(2分)

まじか!

スタートはどうすればいいんだ?

どうやって曲がるんだ!?

という疑問を英語で聞けるわけもなく、みんなハイテンションで「いえぁ!!」って言っています。

ガッツリ重い一眼レフを担いで運転できるのか。

そんな不安を感じる暇もなく、そりを割り当てられていきます。

動物のお医者さん?

1つのそりを、約8頭のわんこが引っ張ってくれます。

ずーーーっと「わんわんわんわんわんわんw」みんな吠えまくり。

「おれはやるぜおれはやるぜおれはやるぜ!」

参照:動物のお医者さん

まさにあれです。

ひとまず、カメラは前席のなーやんに預け、私が後ろの操作役。

「準備はいいか!?」

ん、うん(うなづく)。で、どうやってスター……うえぇーー。

紐が外され、強制スタート。

猛スピードで走りだすわんこたち。

はえー!むっちゃ風が気持ちいい!

施設から抜けてすぐに森の中へ。

あっという間に、前の組のそりに近づく。

危ない、ブレーキ!

その時だった、そりを引いてくれている全わんこが、くるっとこっちを見てくれたのだ。

「なにブレーキかけてやがるんだ!」という完全抗議のうらめしそうな目!

うそー……。

そして、このブレーキ。全然効かない。

というかわんこの引っ張る力が強すぎる!

ほぼ、ずっとブレーキかけていないと、前に追いついてしまう。

遠くで、インストラクターが「スローリースローリー」ってやっている。

いや、早く行ってくれ!

このままでは、手と足が死ぬ。

ただ乗っているだけではなく、強く踏むために腕の力もいるし、足もしんどい。

やっとゴーゴーしてくれたらしく、また勢いよく走りだすそり。

広い雪原をたくさんのそりとわんこが走る。

すばらしい風景。

なお、ブレーキかけているときは必死すぎて、周りを見る余裕がないです。

犬ぞりの前後交代は慎重に

5分ほど走って、完全停止。

とたんに、わんこ達は雪を食べたり、転げまわったり。

身体の熱を発散させているみたい。

そして、前の人と後ろの人が交代。

ここで、最初の説明を思い出した。

「おまえら、交代する時は、ブレーキに乗ったまま、前の人と交代するんだぞ。間違えて、同時に交代したり、後ろの人が先に前に行くんじゃねえぞ。わんこたち走り出すからな」

うん。そうね。わんこは止まっている方がおかしいからね。

慎重に交代。

すると、遠く雪原の向こうに、人が2人走っているじゃないですか。

うん???なんで走って……!

その前方には、無人のそりを猛スピードで引くわんこ達。

まさに、注意されたままの事態が起こっていたのでした。

慌てて撮影。

ごめんなさい、見知らぬ誰か。そして良いシャッターチャンスをありがとう!

ブレーキ担当がなーやんに代わり、私は撮影に注力。

なーやん
なーやん

全然ブレーキ効かない!止まらん!

にーやん
にーやん

た、体重が軽いんですよ!

雪が柔らかいところは、ブレーキが雪に刺さるのですが、アイスバーンみたいになっていると刺さらず、ブレーキが利きません。

森の中を疾走するわんこたち。

全体重をかけていても止まらない。

結局、前のそりにほぼ追いつくような形になってゴール。

とりあえず事故やケガが無くてよかった。

やり切ったわんこ達ははぁはぁ言いながらクールダウンしています。

犬まみれ

「撫でても良いよ」と言われたので、恐る恐る撫でり。

思っていたよりフレンドリーで、最高でした!

引いてくれた犬をわしゃわしゃ撫でました。

2匹同時に。

10分くらいやっていると「そろそろこっちにこい!(笑)」と言われたので、しぶしぶ終了。

その後は、モンゴルのパオみたいな施設で、犬ぞりの話を聞きます。

あったかいベリージュースとシナモンクッキーをいただけます。

リーダー犬がいるよ。

自分が見て右の方は若手。左がベテラン。

動物のお医者さんにも、そう書いていたような気がする。

整備されていない土地での重要な交通・運搬手段の1つ。

毎日結構走っているよ。散歩が大変。

とかなんとか。

ご飯代もかかると思うけど、これからもちゃんと運営されていくと良いなと思います。

そして、最後の最後。

子犬の育成場へ!

ちっちゃい子犬が走り回る!

とりあえず、みんなめろめろになっていました。

かわいいは正義。

こうして、わんこを堪能して宿へ戻ります。

少し心配した、無施錠の荷物達ですが、まったく盗まれたりすることありませんでした。

空港以外では、南ヨーロッパなどのように、心配することはないみたいです。

名古屋でも、サロンドショコラの会場でスリのおばさんが逮捕されてたね。

フィンランドは良い人たちばかり。

オーロラチャレンジ3回目

今日は、ちょっと疲れましたが、残りのチャンスはもうほぼなし。

疲れた体にむち打って、北のシルッカ湖へ。

今日も漆黒の闇が覆います。

1時間粘りますが、オーロラは出てくれません。

静かな湖の上で、ただ待つ時間。

良く考えると贅沢な時間かもしれないな。とも思います。

あと、この下ってどうなってんの。割れたら怖い。

と今更な考えもよぎります。

……体が冷えてきたので、それっぽいのを撮影して撤退。。。

帰りながら、遊ぶ。日本ではあまりできないので(人の目てきにも)。

こんな光景が普通にあるのは、不思議。

ヤケ酒だ!

と言うことで、本日は帰りながら、北のスーパーへ。

こちらのアルコも開いていない……。

仕方ないので?現地のビールを呑みます。

日本のビールと比べて、濃厚。

味がしっかりしています。

一方で、ゴクゴクとは呑みにくいかな。

シードルっぽいリンゴのお酒やレモンのお酒もおいしかった。

肴は、チーズがおすすめです。

日本より安くておいしいチーズだらけ。

こうして、フィンランド4日目の夜は更けていきます。

そんなこんなで、最高の犬ぞり体験を経て、フィンランド滞在も半分が過ぎ、ラップランド滞在は残すところ1日になってしまいました。

次回、フィンランド5日目:ラップランド最終日!果たしてオーロラは見られるのか!?サンタクロース村からの寝台列車。です。

では、またねー。

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