セントレアからオーロラを見に、フィンランド旅行_6日目 ヘルシンキ観光(歩き)

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おはようございます、にーやんです。

起きたらそこは……ヘルシンキ行きの寝台列車の中だった。

朝食は、列車の食堂車に取りに行かないといけない。

長い。遠い。

列車の中を端まで歩いていくと、明るい場所が。

食堂車というか簡易コンビニみたいになっていました。

どうやら、この場所で夜を過ごした人(ツアー客以外)もいるみたいで、あちこちでダウン。

温かいコーヒーを淹れてもらって、サンドイッチを食べる。

もはや食べなれたサンドイッチの味。

コーヒーが沁みる。「安心だ、いつもと同じ、味がする」

目も覚めたので、シャワーを浴びて、服を着替えたりします。

荷物をまとめて、いつでも降りられるように準備。

というわけで、フィンランドの首都、ヘルシンキ到着。

いや、1日目も、来たけどね。大変過ぎて、来た感なかったよね。

ということで、いきなり観光です。

ヘルシンキに詳しい、皮肉たっぷりの日本人おじさんガイドが参加。

バスに乗り換えて、観光地を巡ります。色々と矢継ぎ早に教えてくれます。

ヘルシンキはだいぶん南にあるとはいえ、フィンランドはフィンランド。

やっぱり寒い。レヴィに比べると、1枚上着は減りますが、ダウンは必須。

ヘルシンキ大聖堂

福音ルター派の総本山。よくわかんない。

これは綺麗。でかい。

レンズを買った甲斐があるというものです。

残念ながら、こちらは入ることができませんでした。

そして恐ろしく地面が凍っている。

階段から落ちたらと思うと、ぞっとします。

つるつるなので、みんな端の手すりを使って昇り降り。

ガイドさんの「ヘルシンキの道路は、滑りにくくするために、石畳になっています」がむなしく響く。

営業時間は9:00~18:00みたいですが……開いていないのはなぜ?ボクシング・デーだったから?

ボクシング・デー

クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから”Boxing Day”と呼ばれる。スペルは同じだが、スポーツのボクシングの意味ではない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ボクシング・デー

きっちり休みになりますので、注意。

次のポイントまでは、徒歩で向かいます。

ハヴィス・アマンダとワルプルギスの夜

ヘルシンキは、かなりコンパクトな街で、普段から歩いている人であれば、見どころは歩いてほぼ全て回れます。

その後、海の近くまで人魚像を見に行きました(写真は控えておきます)。

ハヴィス・アマンダと呼ばれる女性の裸婦像で、建設当初は大批判があったそう。

しかし、制作者は女性の崇拝者ということで、変な意味がないことなどが広まって、今ではヘルシンキを代表する名所となったんだとか。

で、それがなぜ中二病大好き(私?)な、ワルプルギスの夜と関係あるのか。

ワルプルギスの夜は、4月30日~5月1日に行われる、一種のお祭り。

昔は、魔女祭みたいだったのが、だんだんパーティみたいになったみたい(ざっくり)。

で、フィンランドでは、ヘルシンキ工業大学の学生が、ワルプルギスの夜に色々やるらしい。

ちょっとあれな雑誌を作ったり、それをトイレットペーパーに印刷したり、缶詰に入れてみたりと、毎年手の込んだいたずらをやっているんだとか。

で、その一環?で、ハヴィス・アマンダに帽子を被せるそうです。

高尚?ないたずら過ぎて良くわかりません。

閑話休題。

その港に、市場が出ていました。

ジャムとかトナカイの皮とか、観光客用に売っています。

ガイドさんに、「ここで買うのってどうですか?」

って聞いたら「品質も微妙だし、雰囲気だね」

そうやね。。。

とりあえず、冷やかして終わり。

この近くに、イッタラの本店があります。

バスに乗って、次のポイントへ。

ウスペンスキー寺院は、正教会の大聖堂

ロシアの建築家の手によるものだそうです。

屋根の上のマークが、三日月を十字架が押さえつけているように見えます。

つまり、イスラム教をキリスト教が抑えつけていることを示しているんだとか。なんとか。

このあたりはノーコメントです。

静かに、フラッシュなしで写真を撮影するだけなら、中でミサを聞いていても、特に問題はありませんでした。

地面が凍っているので、足元は注意。

で、バスに戻って次は、テンペリアウキオ教会へ。

テンペリアウキオ教会

テンペリアウキオ教会は、石の教会、岩の教会とも呼ばれます。

なんと、地下にできていて、周りはその通り、岩です。

天井は銅版で、自然を生かした協会、兼、シェルターの役割もあるそうです。

すごい。

ここはずっと居られる。

寄付として、ろうそくを購入して火を灯していると、案の定(なにが)、周りの人も次々に真似をされていました。

シベリウス公園

園内には、フィンランドが生んだ大音楽家ジャン・シベリウスを記念して制作された、女流現代彫刻家エイラ・ヒルトゥネンのステンレス彫刻が建つ。

ということですが、正直良くわかりません。

パイプオルガンでもイメージされているのでしょうか(無知&無センス)?

隣にシベリウスさんの彫刻もありましたが、生首状態だったので撮影せず(下写真の左に見えます)。

ほえー。

この公園で一番記憶に残っているのは、このモニュメントの周りだけ「ガッチガチに凍っていた」こと。

写真を撮りたくて、みんな近くまで行きますが、つるっつるに滑って帰ってきます。

笑ってはいけない。笑ってはいけない。明日は我が身。

カメラが壊れるのも嫌だし、こけて骨折(結構高低差がある)も嫌。

慎重になればなるほど滑る。

遠回りして、後ろから行っても危険。

なんとかたどり着きました。

はーしんどい。歳か。

下から撮ると、いい感じ。

そして、昼食。

なぜか中華でした。青島ビールでおいしくいただきました。

その後、Forumというショッピングモールに降ろされて、自由時間。

お店をウィンドウショッピング。ムーミンのお店とかが入っています。

地下は、スーパーマーケットみたいになっています。

トラムの写真などを撮影しつつ、一番気になっていた所へ。

カンピ礼拝堂

Forumの向かいにあるので、徒歩1分です。

木造。

中に入ることもできるらしいけれど、撮影はNG。

なので、外から撮影。

ヘルシンキの街中に急に現れる木造建築物。

この部分だけ、ぽっかりと穴が開いた感覚。

夜はもっと。周りとは違う雰囲気が漂っていました。

ヘルシンキで泊まったホテルは、ラディソン ブルー シーサイド ホテル

ひとまず、バスに乗ってホテルへ。

ホテルはいいとこでした。

ラディソン ブルー シーサイド ホテル。

部屋もきれいでした。難を言えば、大きすぎて部屋まで遠い。

トラムは使いません

フィンランドの交通といえば、トラム。

路面電車みたいなもので、街中を縦横に走っています。

便利。

ただし、この1日券は、主要な駅にしか売っておらず、そこまで買いに行かないといけないらしい。

めんどくさ。

ということで、私たちは歩きで散策します。

行かなかったよ、かもめ食堂

フィンランドに移住した日本人が、旅行客の日本人をうんたらかんたら。

旅行前にみんなにおすすめされました。

これもホテルから歩いていけます。多分、10分くらい。

行きませんでした。

映画とか見てないので、何がなんやら。

おにぎりとか日本食が食べられるらしいので、恋しくなった方は良いのではないでしょうか。

マリメッコ本店も行けず

大きな花柄で日本でも有名なマリメッコ。

本店にバスで行きましたが、残念ながら、ボクシング・デーの関係で休業中。

他のツアー参加者は、トラムで行ったみたいです。

が、こちらもスルー。

ヘルシンキ空港でも買えますからね(元も子もない)。

黒いお菓子に手を出すな サルミアッキ

ここから大事なこと言いますよ。

フィンランドには、サルミアッキというお菓子があってね。

いや、あれをお菓子って言うのはやめた方が良い。

サルミアッキ、ほら響きもかわいい。

真っ黒だから暗黒魔法かな?

「去る味悪鬼」って変換されたときは引いた。

ということです。

試食をしてみることをおすすめします。

はまる人はドはまりするらしいですね。

私たちは無理でした。

お土産にするときは、注意。

味?極大の苦みの中にかすかな甘味。

コールタール的な、化学的な、アイラモルトの苦味を凝縮してさらに苦くしたみたいなものです。

チョコレートはFazer(ファッツェル)社がおすすめ_Geisha

無難なのはチョコレート。Fazerのチョコはおいしい。甘いけど。

特にGeisha(ゲイシャ)というチョコはヘーゼルナッツ味。

ばら撒き系のお菓子の中では、はずさないNo.1かと。

ペーパーナプキンは軽くていいけど、女性はこういうのがうれしいのかな。

最近キャンプに行くようになって、お皿替わりにパンや食材を置けるのは便利だと思います。

百貨店で、買いまくり。お土産と夕食を山のように

広いけれど、日本の百貨店と同じくらい。

ただ、置いてある食材のサイズが大きい!

サーモンとか肉とか、チーズも大きなまま。

カットしてもらわないといけません。

日本のデパ地下にもあるみたいに、器を決めて、そこに食材を乗せて重さで値段が決まります。

ついつい買いすぎて、思わぬ値段になるやつ。

専門ごとに店員さんが並んでいます。

とにかくチーズが安い。このサイズでこの値段?

そしてひたすらうまい。たまに香りが、ひょえ?ってなるものがある。

で、店員さんに100gくらいってお願いしたら、自信満々に170gくらい切って笑った。

ということで、食べられない量を買ってホテル着。

戦果

左:フィンランド名物、肉団子。

正直日本の方がおいしいだろうとなめてたけど、予想を超えておいしい。

お肉だけではないうまみ。この1玉でビールが進む。大きい。

下:カレリアパイ。フィンランドの名物、見た目はあわび、味は、うーん、好みではなかった。薄い卵味?安い。

チーズ:片方、外れ(ひょえ?)を引いた。

ピザ:うまかった!注文したら、ピザ釜みたいな所で焼いてくれる。持って帰るまでに冷めたけど。サーモンもピザなら安め。

ビール:それぞれ特色があって、好き嫌いがありそう。もはやどれがどれか覚えてない。

サラダ:パッケージングされたサラダ。これも何人前か分からないサイズ。

そんなこんなで、ヘルシンキ観光からの、フィンランド最後の夕食は、好きなものを好きなだけ。でした。

フィンランド旅行最終日に続く!

ではまたねー。

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