こんにちは、にーやんです。
2018年年末、ついにフィンランドへ。オーロラを見(撮り)に行ってきました。
極寒の地フィンランド。しかも首都ヘルシンキよりもっと北。
ラップランド(地域名)でも北極圏(北緯66度33分以北)のLevi(レヴィ)に行ってきました。
年末に海外旅行を考えているなら、8月には検討、9月には決めたい
正直、9月くらいにはもう決めたいところです。
なぜなら
- 大手の申し込みだと3ヶ月前割引がある
- 遅くなると、人気のツアーから埋まる
- 2人だと、隣席にならないかも
ということで、何事もそうですが、早め早めに進めるに越したことはありません。
旅行の申し込み
はい、英語できない社畜の私たち。
お金はかかりますが、
- 添乗員さん付き
- JTB
という条件で検索。
最近は何でもネットで検索から注文までできますね。
……といいつつ、店頭のパンフレットを何部も集めて、広げて比べてみるのも楽しみの時間です。
とにかくオーロラを見るのが第1目的だったので、見られる確率が高いツアーを探して申し込み。
サンタクロースの故郷フィンランドにオーロラを求めて 8日間
にしました。
フィンランド旅行概要
料金:37万円/人
日程:7泊8日
食事:朝食付、それ以外はほぼついていない(自由)。
飛行機移動の1日間を除いて、7日中5日はラップランドでオーロラが見られるチャンスがあります。これしかない(フラグ)!
料金は……高いか安いかはあなた次第です。(高い……が、このためにコツコツ貯めてきた!)
フィンランドは防寒の準備が必要
ざっくり調べたところ、
- 超寒い。12月の気温は-40~-30℃(実際は、-25℃が最低気温でした)
- 日本の普通の服装は通用しない
- 日本の普通の靴は通用しない
- 帽子なかったら危険、耳が危ない。口周りも危ない
- 手袋は二重にしないと危険
- 基本肌を出してはいけない
- 極夜ですぐに夜になって、なかなか太陽が出てこない
- ご飯はおいしい
- 中部セントレア空港から直通あり
- スリは少ない
- コンセントはCかSE型→丸ピン2穴
- 電圧は、220V
- 超寒い
ということで、なにはなくとも防寒対策。
旅行本やいろんな人のブログを見て、とにかく最大限の準備をすることに。
ワークマンすごい、ネット安くて便利
アウトドア用品店やら、ネットやらを調べた結果。
え、「ワークマン」でよくない?めっちゃ安いし、質もいいんだけど?
外見気にしないんやったら、いいんやない
ということで、ワークマンで
・手袋(薄い方)
・くつした
・マフラー(ネックウォーマー:首を守るもの)
を購入。
ユニクロ
・極暖
・超極暖(念のため)
ネット
・ロシアかな?帽子(口まで覆えるタイプ)
・防水仕様のブーツ
・なーやんのコート
店舗(安売り)
・手袋(スキー用:外側)
ずいぶん前からやっていないスキーウェアがあったので買わず(貧乏性が吉に)。
なーやんは、コートからブーツまでネットで購入。
買ったものの感想
ワークマンの手袋は、なかったら死んでた(手が)。すっごい伸縮性もよくて今でも重宝しています。
くつしたもあったかくて、冬使ってます。
ネックウォーマーは使ってません。。。
ロシア帽なかったら無理だった。が、愛知では使いません。
ブーツなかったら無理だった。が、愛知の一般生活では使いません。
ウェアは日本のスキーウェアで十分耐えられた。下にダウンが必要だけど。
買ったもののほとんどは愛知県の日常には不要です。
綺麗にして、フリマサイトなどで、次の人に売るのもいいのではないかと思います。
ユニクロの極暖は便利ですが、超極暖はもう使ってません。分厚いのでシャツの下には着られない……。
カメラ・スマホは結露との戦い、自己責任で
さて、人間の防寒対策は完了。
その他に何が?
カメラです。
オーロラ撮りに行くので、当然カメラを持っていきます。
しかし、-40°の外から20℃の部屋にそのまま持って入ると結露してカメラが壊れるそうです。
これを防ぐには、保冷バッグとタオルです。
外から中に入るときに、 タオルにくるんで、保冷バッグに入れて持ち込みます。
これで、室内の湿気がカメラに入るのを防ぐのと、急激な温度変化を防ぎます。
今回これで、問題はありませんでした。
ただし……キヤノンのサイトを見ても、製品の標準使用温度は0℃~40℃。
壊れても文句は言えないかと。
スマホも同様かと思います。
これで準備はおおむねOK。
フィンランドでは、ひげ剃らない
忘れていました。
フィンランドが、というわけではないですが、寒すぎて乾燥しているので、ひげを剃ると負けて、肌が荒れてしまう人がいるそうです。
私も怖かったので、ラップランドにいる間は剃りませんでした。
コンセントで大失敗
はい、前述の通り、C/SE型=丸ピン2穴。
基本的に世界中で販売されている電化製品の充電器は、100~400Vに対応してます。
スマホやカメラは大丈夫です。一応、充電器を要確認してください。
この写真の製品を安く買いましたが、大失敗でした。
結論としては、使えません。
つまり、フィンランドのコンセントは「内側にへっこんでいる」ことが多い。
結果、胴体の部分が引っかかって、届きません。
嘘みたいな本当の話。場所によっては届くかもしれませんが。
今回4日間同じ宿なので、ただのお荷物と化しました。
ちょっと高いけれど、このタイプが無難。
予備だったので、助かりました。。。
では、いよいよ1日目ですー。
出発当日(1日目)、さっそく暗雲が
12月下旬、快晴。風もなし。
絶好のフライト日和です。
本日は、セントレア→(飛行機)ヘルシンキ→(飛行機)ロバニエミ→(バス)レビィ着の予定。
名鉄に乗って、セントレアへ。
2階の東端へ行き、JTBのカウンターに着。
ん?なんか受付のお姉さんたち、顔が険しい?
「実は、飛行機が遅れる予想が出てまして……」
そうなんですか……。仕方ないですね。
……ん?あれ?添乗員さんは……!!
はい、今回のツアーは、東京・大阪からも参加していて、ヘルシンキで合流なんです。
で、添乗員さんは東京から一緒に飛ぶ予定。
つまり、
名古屋組だけ、出発遅れる。
当然、ヘルシンキ到着も遅れる。
ヘルシンキ→ロバニエミの飛行機に乗り遅れる。
添乗員さんいない。
チケット変更、乗り換えを自分たちでしなくてはいけない。
英語苦手。
超ピンチ!
というわけです。
なんとか、遅れないでくれ。
と祈りながら、ラウンジへ。
なんとか、遅れないでくれ。
と思いながら、ビールを2杯呑んでいたら、「予想通り遅れまーす」のアナウンス。
正直、焦っても仕方ないので、観念して待つことに。
ヘルシンキで間に合わないと分かったら電話するように。という番号を教えてもらって、フライトへ。
フィンエアー
飛行機は乗ってしまえば、もうすべてを任せるしかないので、日本出発です。
音楽を聴いたり映画を見たりしながら、約10時間のフライトを楽しみます。
フィンエアーは、機材もきれいでサービスも良い感じです(海外そんなに行きませんが)。
直通便のため、アテンダントさんも、日本人が乗っていたりするので、安心です。
今回は、ヘルシンキ着からのトラブルを見越して、アルコールは控えめに。
KINDLEで本を読みまくりました。
隣のなーやんは、飛行機からの景色を撮影しまくり。
少し寝ましたが、あっという間にヘルシンキ・ヴァンター空港に到着です。
入国審査は、いろいろ聞かれる前にe-チケットを見せればスムーズ?
はい、意外とあっさりヘルシンキ空港に到着。
現在17:20。出発は17:40です。
あれ、これギり間に合うんじゃない?
希望が生まれたのもつかの間。
着いたのが空港直ではなく、バス移動のあるタイプ。
案の定、入国審査(パスポートチェック)のところにたどり着いたのが、17:39。
無理でした。
しかも、審査のおっちゃんがめっちゃ厳しい!
全然進まないうえに、もめてる……。
ダブルパンチ。旅客もイライラしてます。
どうやら、どこに行くのか、どうやって行くのか、とか聞いているみたい。
そのアジア圏の人も英語苦手なのか、押し問答が続く。
しかも、それを全員にやっている。。。
20分くらい経ってようやく順番に。
ここでなーやんがファインプレー。
e-チケットを見せたら、さっくり通してくれた。
で、同じフライトのみなさんにお知らせ。
そこからスムーズに全員脱出成功!
ここから本題。
空港のサービスカウンターの場所は事前にチェックを
すでに、ヘルシンキ→ロバニエミ便は飛んでます。
セントレアで聞いた番号に電話。
「Xxxxzzzyyyyccccxxxx」
英語……なんでや!
つたない英語でやり取り。
「サービスカウンターに行ってください」。
うん、そりゃそうだろうけど、それがどこにあるか分かんないし、どこまで入っていいかも分かんないんだけど。
と、同ツアーで英語のできる若いお兄さんも電話してくれて、なんとかめどが立つ。
空港内に入って、出発ロビーの最奥(記憶では……)。
ヘルシンキ空港のサービスカウンターへ。
……えぐい。
当然ですが、同便に乗っていたその他のお客さんも遅れています。
その他の飛行機も遅れています。
ざっと100人くらいが並んでました。
しかも、海外のカウンターですから、急ぎません。
休憩時間が来たら、受付の人が減ります。
100人のお客さんに2つの窓口で対応。
複雑なお客さんとかクレーム入れていると、1つは潰れます。
ざっと2時間は並んだでしょうか。
ようやく、私たちの順番。
この2時間の間で、同フライトの人たちとは仲良くなっていました。
あれだけ一人ひとり細かく対応したのだから、私たちもかなり詰められると思って準備。
みんな同じ飛行機でした!(しょぼい英語)
ロバニエミ行きたい!(しょぼい英語)
「OK。カチカチ……ピーピー(チケット排出)。これで全員?」
え?終わり?
「あ、あとこの飛行機も出発遅れるよ」
はーーーー!?
ということで、ヘルシンキ空港でさらに2時間待ちぼうけ。
こんなこともあるので、使う空港のサービスカウンターの場所はチェックしておいた方が良いかもです。
疲労困憊からの優しさ
キオスクでサンドイッチ買って何ご飯かわからないご飯を食べる。
あ、ヘルシンキ空港はフリーwifi飛んでます。
ようやく、ヘルシンキからロバニエミへ向かってフライト。
時間はすでに21時(フィンランド時間、東京:AM3時)を過ぎていました。
何とかロバニエミ空港に到着。
はい、現地時間は24時、東京は出発日翌日の7時。
こんなことがなければ、すてきな各国時間も本日はうらめしい。
→時計間違ってるんじゃないかな?時差は7時間のハズ。
でも、現地の日本人スタッフが待ってくれていて、バスの運転手さんも丁寧に対応してくれました。
東京・大阪組を先にレビィへ連れて行ったので、2往復することになったみたい。
このあたりが、大手の旅行会社さんにお願いした時の安心感でしょうかね。
もはや名古屋組は全員ダウン。
みんな寝ていましたが、凍結しているであろう道を約2時間、70~80キロでぶっ飛ばす運転手のお姉さんが怖くて、寝れなかった。
すげぇ(怖い……小心者)。
で、レヴィ間近に空港発見。キッティラ空港。
ん?ここに飛んだら早かったんじゃ?
と思いましたが、この空港の便が少なく、満席で取れなかったみたいです。
一大ウインターリゾートなんですね。
レヴィ着
ということで、人生史上おそらく最長・最難の1日が終わりました。
時刻は午前3時(フィンランド時間、東京:AM10時)。
セントレア発から、24時間が経っていました。
添乗員さんも起きていて、ねぎらってくれましたが、とにかく疲れた。
部屋に入る。
部屋の中はずっと暖房効いていて暖かい。
サウナがある。お風呂はない。
なるほど。
とりあえず、適当にサウナで体を温めて寝ます。
明日は朝8時から(いやもう朝ですけど)、トナカイ牧場です。
起きられるかなー。
そんなこんなで、2日目に続きます。